専門士とは
専門士とは、一定の条件を満たした課程で、文部科学大臣が認めた専門学校の修了者に付与される称号です。 もちろん夜間専門学校でも一定の条件を満たした課程を終了すれば専門士の称号が付与されます。
「専門士」の称号が付与される専門学校の要件
- 総授業時間数が1,700時間(62単位)以上
- 修了年限が2年以上
- 試験等を行い、その評価に基づいて、課程修了の認定を行っている事
夜間専門学校の場合、週3日、土日だけの授業の場合は【総授業時間数が1,700時間(62単位)以上】にならないことが多いので、授業時間数不足などにより、専門士の称号が付与されない夜間コースもあります。
「専門士」の称号が付与されたらどうなる?
- 専門士の称号を持っていれば、最終学歴は、短大卒と同等に扱われます。
- 専門士の称号を持っていれば、大学へ編入することが可能になります。
専門士の称号が付与されるかどうかが気になる場合は、各夜間専門学校のホームページやパンフレットで専門士の称号が付与されるかどうかを確認しましょう。
夜間専門学校の進学の目的はほとんどの場合が資格取得、専門職への転職などですので、専門士の称号の有無が就職に影響することはほとんどありませんが、せっかく夜間専門学校へ進学するなら専門士の称号もほしいという方は確認しておきましょう。