夜間専門学校で取得できる資格の種類
夜間専門学校へ通う目的の中で一番多いのが資格を取得するということです。就職等で自分が持っている知識や技術を客観的に評価してもらう為に必要不可欠なのが資格です。
また、専門的な職業は国家資格を取得することが条件となってきます。
夜間専門学校でもカリキュラムの中に資格取得が組み込まれている学校が多いです。
一口に資格と言っても国家資格、公的資格、民間資格などに分類されその内容もだいぶ異なります。
ここでは、そんな夜間専門学校で取れる資格の種類について紹介します。
国家資格
国家資格は国の法律に基づいて定められている資格です。
いわゆる国家試験に合格すると取得することができる資格です。 夜間専門学校で取れる資格の種類の中でも一番取るのが難しく、一番就職に有利になる資格です。 国家資格は取得するために一定の期間がかかり、難易度も高いですが希望の職業に就職するために必要になってくる資格です。
代表的なものに保育士や看護士、美容師、調理師などが上げられます。
国家資格の中には国家試験に合格すれば取得できる資格と国家試験を受験する為の資格を取得する為に実務経験が必要な資格など、資格によって取得の条件が異なるものがあります。
例えば、人気のある資格のひとつの調理師資格などは厚生労働大臣指定の夜間調理師専門学校であれば最短1年6ヶ月で卒業と同時に国家資格の「調理師免許証」を無試験で取得することができる学校などがあります。
夜間専門学校であれば独学で国家資格を目指すよりも効率的に国家資格を目指すことができます。
国家資格はなりたい職業に就くことができる資格です。
- 保育士
- 調理師
- 美容師
- 看護師
国家資格の例
公的資格
公的資格とは国家資格と民間資格の中間に位置付けられている資格です。
国の基準にしたがって商工会議所が実施・認定する資格、地方公共団体の条例に基づいて認定される資格で登録販売者や日商簿記検定試験、販売士検定(日商)、カラーコーディネーター検定試験などがこれにあたります。
- 登録販売者
- 日商簿記検定試験
- 販売士検定(日商)
- カラーコーディネーター検定試験
公的資格の例
民間資格
民間団体が認定する資格です。社会的に認知されているものからそうでないものまで幅広い資格があります。
民間団体はその資格の認知度によって就職などで評価が違ってくるので注意が必要です。
- Illustratorクリエイター能力認定試験
- アロマテラピー検定
- Webクリエイター能力認定試験)
- Oracle認定 Javaプログラマ資格(OCJP)
公的資格の例
受験する夜間専門学校の資格合格率をチェックしよう
夜間専門学校では資格の合格率を学校のパンフやホームページ上で公開している学校が多く見られます。
その学校を受験するかどうかを判断する材料のひとつとして資格の合格率が重要になってきます。
合格率が高い夜間専門学校はカリキュラムが資格取得に特化していたり、資格取得の為のサポートが豊富だったりという特長が必ずあります。
資格の合格率が高い夜間専門学校へ進学することで希望する職種へ就職できるチャンスが広がってくるので合格率をしっかりとチェックしておきましょう。
- 夜間専門学校の就職率について徹底解説