夜間専門学校でウェブデザイン技能検定の資格を取る方法を徹底解説
夜間専門学校でも取得できる人気資格の「ウェブデザイン技能検定」という資格をご存じでしょうか。
「ウェブデザイン技能検定」は、ウェブサイトを制作するために必要な知識や技能をどれだけ持っているか、ということを客観的に評価する指標であり、近年のWEBコンテンツの増加に伴って徐々に注目が集まっている検定です。
この「ウェブデザイン技能検定」は夜間専門学校でも取得することができます。
「ウェブデザイン技能検定」はウェブ業界唯一の国家資格
「ウェブデザイン技能検定」は民間資格が多いウェブ業界において唯一の国家資格であり、所持していることによって、就職・転職及び社内でのステップアップにおいて有利になる、ということもメリットです。
検定に合格すると「ウェブデザイン技能検定」の資格が与えられ、これを以てウェブデザイナーやクリエイティブディレクター、広告における企画制作やコンテンツ管理など、さまざまな部門で活躍することが可能です。
「ウェブデザイン技能検定」はどのようにして取得するか
では、この「ウェブデザイン技能検定」の資格を、どのようにして取得することができるのでしょうか。
多くは通信講座や各種専修学校など、民間の教育関連機関のほか、ハローワークに代表されるような職業訓練所などで技能を習得することが可能です。
ただし、社会人や学生など、日々の仕事や学業があるためまとまった学習時間が取りづらい、という年代がこの資格取得を目指しているのも事実。
そこで効率がいいのは、やはり夜間専門学校などで1日の決まった時間を学習に充てる時間に利用して、集中して学ぶ方法です。
一般に夜間学校では仕事や学校を終え、1日数時間といった限られた時間で学ぼうといった意欲を持つ人が集まるので、環境としても非常に高いモチベーションで学べることが多いようです。
また、通信など各自の一方通行で学ぶ方法に対して、きちんと講師から生のレクチャーを受け、わからないことがあればその場で質問できるため、理解スピードが速い、というのも夜間専門学校で学ぶメリットです。
その分、各自が本来の予定や仕事と調整しながら通わなければいけない、という課題も発生しますが、多くのスクールが短期で技能を習得できるようカリキュラムを組んでくれているところが多いため、向こう数か月であれば融通が利きそう、という見当をつけておけば、ほぼ問題はないでしょう。
WEB制作会社でアルバイトしながら「ウェブデザイン技能検定」を取得する
比較的時間に融通が利く学生さんやフリーターの方の場合、アルバイトなどで雇ってもらえるWEB制作会社や個人事務所などで現場の経験を積みながら夜間専門学校に通って知識を学ぶこともおすすめです。
ここで気を付けないといけないのが、あくまで「ウェブデザイン技能検定」の資格はHTML、CSS、JavaScript、MySQL、PHP、インターネットの基礎といったウェブ制作の基礎知識・技能を証明する資格であって、WEBコンテンツや配色、レイアウト、文字の装飾といった「ビジュアルデザイン」を作り出していくようなこととは少し異なってるということです。
クライアントのニーズに沿った表現手法や魅せ方といった「デザイン面」を提案するクリエイターとなるには、色彩感覚や画面構成力、PhotoshopをはじめとしたAdobeソフトの習得など、別のデザインスキルと経験が必要になってきます。
また、WEB制作会社などへ就職活動をする場合や、フリーランスでクライアントから仕事を受注する場合も、制作実績でまず見られるのはWEBサイトのデザインです。
特に一般のクライアントは見た目のデザインが好みであるか、美しいかを重視してきますので、「ウェブデザイン技能検定」の資格を取得しても、プラスアルファのデザインスキルが必須となります。
そのようなデザインスキルを学ぶためにも、WEB制作会社でアルバイトして実際の制作現場を経験することが大事になってきます。
スマホや各サイト、アプリなどの増加に伴って、現代社会に特に必要とされている仕事であることには変わりはありません。
まずは自分の適性や望む方向性を理解することが大切です。
夜間専門学校でウェブデザイン技能検定を目指すなら、まずは資料請求を!
やりたいことがぼんやりと見えてきたら、まずは各夜間専門学校に資料を請求してみましょう。
資料請求して行きたい夜間専門学校やスクールが見つかったら、ほとんどの夜間専門学校では説明会や体験入学を実施しているので、それらに参加し、自分のやりたいことはどれなのかを専門のスタッフに相談してみるのもいいかもしれません。
できるだけ複数の学校に請求して、比較検討できるようにしてくださいね。
夜間部といえど、各学校によって曜日や期間、カリキュラム構成や立地状況も異なるはずですので、自分の目標をライフスタイルにあった通学方法でキャリアアップを目指しましょう。